grazzano2’s blog~まささん&メーベスの冒険

学生時代””446日間ヒッチハイクで世界一周””その後日本でペンショングラツァーノを2017年まで経営する傍らフィリピンで””南海の楽園探し””の旅を15回、3年まえ言語学研究者メーベスと出会い昨年結婚しました。現在、南シナ海に浮かぶ””エメラルドの首飾り””パラワン島””のプエルトプリンセサに居を構え、メーベス研究を援助したり””自然保護活動””貧しい若者たちの支援活動””をしています。その様子の一端をこのブログやfacebook masaaki miyake1で皆さんにご紹介していきます。

"""現代における南海の楽園””~その一考察~

古代ギリシャでは””アルカディア~理想郷””牧人の楽園””という風な言葉を生んでいる。東洋では陶淵明が4世紀に””桃花源記””で桃源郷、理想郷にふれている。英国ではトーマスモアが””ユートピア””~理想郷、””どこにもない世界””について記している。ジェームズヒルトンは””シャングリラ””を表し現代中国はそれを地名にして観光地を創造している。キリスト教は””エデンの園””を創り、僕は今、古代スンダの楽園に住んでいる。 

 僕は、青年時代に読んだサマーセットモームの南海ものの一連の作品に憧れたり、映画の世界で見た美しい島を探し始めた。グアム、サイパン、ハワイ、バリ、台湾、小笠原、五島列島等を冒険したのちにフィリピンの70の島々を訪れてみた。島や人とのすばらしい出会いを信じて。

 僕の云う現代の楽園とは、美しく、喜びも悲しみも生も死もある世界である。人々は自給自足の生活で生きられる世界。栽培植物は万能植物、実も葉も幹も枝も人間生活に役立つ、例えばバナナ、椰子これだけでも衣食住を賄えますが他に水田、牛、豚、鶏、ヤギ等を飼う、糞尿は植物の肥料にもなる。海に面しているか近ければ魚、貝をもとれましょう。今年4月、イースター前後フィリピンのど真ん中、連れ添いの郷里ロンブロン州タブラス島を訪ねた。その時やっとこれこそがその楽園という場所が見える丘の上に行くことができたのである。もちろん、そこの生活はまだよく観察できていないが僕の楽園の定義とマッチしていることは確かである。このような場所は、フィリピンには万とあることでしょう。

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